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スタッフインタビュー

最先端の技術を駆使し、
建設業界に革新をもたらす。

ICT施工推進部 A・K
  • 入社を決めたきっかけは何でしたか?

    中学生の時に東日本大震災を経験し、半壊となった学校の復旧工事や除染作業などで建設機械が活躍するのを間近で見てきたことで、その重要性を強く感じていました。
    その後、工業高校に進んだこともあり、建設機械の修理という形で福島の復興に貢献できればと思い入社しました。入社当初はサービス部門で修理の仕事を担当していましたが、新たにICT施工の部門が立ち上がると聞き自ら志願しました。
  • 現在の仕事内容を教えてください

    ICTとは「Information and Communication Technology」の略です。
    労働人口の減少が課題となっている建設・土木工事の分野に最先端の情報通信技術を導入することで、作業の効率化や生産性の向上を図る取り組みです。具体的には建機にGPSのアンテナやセンサーをつけることで、熟練の技術者でなくても数センチ単位の精密な建機の操作を可能にしたり、これまで数日かかっていた測量をドローンを用いて数時間で行ったりすることができます。とはいえ、ICT施工についてはまだまだあまり知られていないのが現状…。
    ICTの技術を活用した建機の提案から機械の修理、導入している現場のサポートなど、県内各地を走り回っています。
  • 仕事をするうえで心がけていることは何ですか?

    最先端の技術を活用する仕事ではありますが、実は専門知識を身に付けること以上にお客様の現場のことを深く知る必要があります。どんなに便利な技術でも実際の現場で役に立たなければ意味がありませんからね。
    従来の作業ではどんな不便があったのかを聞き出し、それをICT施工ならどう解決できるかを提案し、実際に使ってもらって便利さを実感してもらう。そうした一連の仕事の中でお客様と直接かかわる機会も増えましたし、リアルな反応を常に聞けることに仕事の楽しさを感じています。
  • この仕事をしていて印象に残っている出来事を教えてください

    ICT施工について提案すると最初は「そんなのいらないよ」と言われることの方が多いんです。ベテランの方も多い業界なので、長年自分の技術で仕事をしてきた方たちにとっては必要のないものと思われてしまうんでしょうね。根気強く説明して使ってもらった結果、「いやーこれ使ってみたら本当に楽になったよ」と言ってもらえるとすごく嬉しいです。
    また、トラブルが起きた時にはPCを使って遠隔で指示することもできる点など、ICTがもたらす効率性や生産性の恩恵は他にもたくさんあります。常に新しい知識を取り入れ、現場で活かせるようにするのは大変ですが、私にとってはそれもやりがいにつながっています!
  • 就職活動を控える皆さんにコマツ福島の魅力を伝えてください

    建設業界に対して「3K(きつい・危険・汚い)」のイメージを持っている方もいるかもしれません。でも、実際は国や地域のインフラを支える重要な仕事ですし、現場の人たちもやりがいを感じながらいきいきと働いています。
    実は私も入社前は建設機械を製造する仕事に就きたいと思ったこともありましたが、毎日いろんな現場に出向いてリアルな反応をもらえる今の仕事に心から満足しています。会社の人間関係の良さも魅力で、先輩に教わったゴルフはプライベートの楽しみにもなりました!
    ICT施工は建設業界に対する3Kのイメージを払拭する可能性があると思っています。そこに直接関われるこの仕事を目指す人が増えたら嬉しいですね。
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